
アメリカ製品の発注・輸入に必須の専門用語を解説|OEMや仕入れ時に役立つ知識
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知っておくと便利!アメリカ製造業界用語集
アメリカの製造業界では、日本ではあまり使われない業界特有の専門用語が頻出します。本記事では、見積書や製造時によく出てくるキーワードを中心に、わかりやすく解説していきます。
MOQ(Minimum Order Quantity)= 最低発注数量
「この数量以下では生産できません!」という最低ロットのこと。よくある質問で「これより少ない数で発注できますか?」と聞かれますが…できません!(汗)
お問い合わせ前に、MOQの意味をぜひ再確認してみてください。
「この数量以下では生産できません!」という最低ロットのこと。よくある質問で「これより少ない数で発注できますか?」と聞かれますが…できません!(汗)
お問い合わせ前に、MOQの意味をぜひ再確認してみてください。
Set-up Charge(セットアップチャージ)= 初期費用(版代など)
版の作成費や機械の調整費用など、最初にかかるコストのこと。「設定費用」と訳されることもありますが、日本でいう「版代」のイメージに近いです。
版の作成費や機械の調整費用など、最初にかかるコストのこと。「設定費用」と訳されることもありますが、日本でいう「版代」のイメージに近いです。
Ink Change Charge(インクチェンジチャージ)= インク交換費用
例えば、同じ商品で黒プリントと白プリントを注文したとき、インクを切り替える作業にかかる費用です。洗浄などの手間が発生するため、この費用が加算されます。
例えば、同じ商品で黒プリントと白プリントを注文したとき、インクを切り替える作業にかかる費用です。洗浄などの手間が発生するため、この費用が加算されます。
Copy Change Charge(コピーチェンジチャージ)= 版交換費用
デザイン違い(例:A柄とB柄)を1注文内で刷る場合、版を切り替える必要があります。その作業コストがこの「コピーチェンジチャージ」です。
デザイン違い(例:A柄とB柄)を1注文内で刷る場合、版を切り替える必要があります。その作業コストがこの「コピーチェンジチャージ」です。
Virtual Proof(バーチャルプルーフ)= 仮想校正
コンピューター上で作成された完成イメージ画像のこと。実物サンプルを作る代わりに、この画像をもとに校正確認を行います。
昔はサンプル必須でしたが、今はデジタル時代。印刷精度も高くなり、メールでやり取りできる仮想校正のほうが早くて安い。
ただ、日本では「やっぱり現物見たい!」という声も根強く、文化の違いがあるのかもしれません。
コンピューター上で作成された完成イメージ画像のこと。実物サンプルを作る代わりに、この画像をもとに校正確認を行います。
昔はサンプル必須でしたが、今はデジタル時代。印刷精度も高くなり、メールでやり取りできる仮想校正のほうが早くて安い。
ただ、日本では「やっぱり現物見たい!」という声も根強く、文化の違いがあるのかもしれません。
まとめ
- MOQ = 最低発注数量
- セットアップチャージ = 初期費用(版代など)
- インクチェンジチャージ = インク交換費用
- コピーチェンジチャージ = 版交換費用
- バーチャルプルーフ = コンピューター上の仮想校正
これらの用語は、海外OEMや仕入れに関わる方にとって必須の知識です。アメリカやヨーロッパでしか通じない言葉も多いですが、スムーズなやり取りのために、ぜひ押さえておきましょう。
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