プリント・刺繍の限界を知ろう!最小文字サイズと線幅の目安ガイド

プリント・刺繍の限界を知ろう!最小文字サイズと線幅の目安ガイド

プリント・刺繍の限界を知ろう!最小文字サイズと線幅の目安ガイド

名入れ商品のデザインでは、限られたプリントエリアにどう収めるかが重要です。特に小さなアイテムに印刷する場合、文字や線が小さすぎると潰れやにじみの原因になります。この記事では、印刷方式ごとの推奨サイズや、潰れを防ぐためのポイントを解説します。

■ シルクスクリーン:線の太さ
曲線が多いと特にインクがうまくのらず、かすれの原因に。
推奨:線の太さ 0.5pt以上(約0.176mm)
■ シルクスクリーン:文字サイズ
コピーライト表記などで小さくなりがちですが、読めないと意味がありません。
推奨:文字サイズ 5pt以上(約1.76mm)
■ 刺繍の場合
糸自体が太いため、小さい文字は「ウニョウニョ」になりがちです。
推奨:線の太さ 1mm以上/文字サイズ 12pt以上(約4.23mm)
■ フォント選びのコツ:サンセリフ体
セリフ体よりも直線的なサンセリフ体(ゴシック体)の方が、潰れにくくプリント・刺繍に適しています。日本語でも同様に、ブロック体のような直線的フォントを選びましょう。

まとめ

  • 文字サイズ:5pt以上(刺繍は12pt以上)
  • 線の太さ:0.5pt以上(刺繍は1mm以上)
  • フォント:サンセリフ体・ゴシック体などの直線的フォント

印刷や刺繍の仕様を理解したうえでデザインすれば、無駄な修正や版の再作成を避けられ、コストも時間も大きく削減できます。一発でOKな入稿データこそ、プロの証。ぜひご参考に!

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